こんにちは。院長の岩本です。
平成から令和となり初のコラムです。
日々の日常生活において時代の移りを実感することはないのですが、
書類に「令和元年◯月×日」または「(Hではなくて)R」と書くときに実感しますね。
まだまだ書き慣れていませんが…
ゴールデンウイークが終わったと思ったら5月も中盤、暑さを感じることが多くなり、待合室から見える薔薇の花も沢山の花を咲かせています。
さてクリニックでは、毎日の暑さと共に 超満員の患者様の御来院で当院は熱気にあふれています。新しく拡張された待合室とキッズスペースで待ち時間を少しでも快適に過ごして頂けたらと思います。
学校検診の時期でもあるので本日は弱視についてお話をします。
一言で言い表すと、「弱視とはメガネをかけても視力が1.0にならない状態」です。
メガネをかけてもがポイントです。
メガネがない状態で視力が0.3でも弱視とは言いません。
人間の視力は生まれたときは0.1と言われています。成長と共にその視力が育っていきます。通常5歳までには1.0の視力になりますが、「斜視」「遠視」「乱視」の原因で視力の成長が阻まれて「メガネをかけても1.0にならない弱視」になってしまうことがあります。
視力はいつまでも成長できるわけではありませんので弱視の疑いがある場合は早めの治療が必要です。一番重要なのは3歳児検診です。
簡易的に ではありますが機械によって「弱視」「遠視」「乱視」の有無を調べています。
異常を指摘されたら眼科を受診して適切な治療を受けて下さい。
これからもさくら通り岩本眼科をどうぞよろしくお願いいたします。