こんにちは。看護師の岩本です。
4月に入り、桜の盛りもすぎ、あっという間に葉桜の季節になりましたね。
本日は眼圧についてのお話です。
眼圧とは、「眼球内の圧」つまり、「眼球の硬さ」のこと指します。
眼球の中は房水(ぼうすい)という液体で満たされていて、眼球を球体に保ち、眼圧を一定の圧力(正常範囲は10~20mmHg)に維持しています。その他、眼の中でも血管がない器官に血液の代わりに栄養を与える役割をしています。
目に影響を与える眼圧の程度には個人差があり、眼圧がその人にとって高すぎると、視神経を痛めるなどの障害を起こしてしまい、視野欠損となる危険があります。それが緑内障です。
この緑内障や眼圧が高い状態(21mmHg以上)が続く高眼圧症の主な治療法として
「眼圧を下げること」が重要になります。
そして、その眼圧を測定する検査が「眼圧検査」です。
眼圧検査の機械は、眼球にシュッと空気を吹き付ける検査となるため、苦手と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、痛みもなくすぐに終わる検査です。
緑内障などの目の病気を発見するうえでとても重要な検査ですので、検査時には毎回測定させていただきます。
また、ステロイドの目薬には「眼圧が上昇する」という副作用があるため、定期的な眼圧測定が必要です。
残念ながら日常生活において、私たちが眼圧をコントロールすることは難しいといわれているため、定期的な眼圧チェックを行ない、的確な検査・お薬を使うことが重要です。
少しでも気になる症状があれば、当クリニックへご相談ください。
話は変わりますが、先日当クリニックからも見える境川の桜まつりへ行ってきました。
日中の可愛らしい桜景色とは違い、歩いて見上げる夜桜は迫力があり幻想的ですごく綺麗でした。屋台で買い物もし、年に一度の桜まつりを楽しむことができたのでよかったです。