こんにちは。看護師の北浦です。
日中はまだまだ暑い日が続きますね。皆様体調にお気をつけてお過ごしください。
今回は目のサプリメントについてのお話です。
当院には「ブルーベリーアイ」と「ルテイン」がございます。
「ブルーベリーアイ」は目の疲労感を和らげるとされています。
目には光を情報として脳に伝える「ロドプシン」という物質があります。ロドプシンは常に分解と再合成を繰り返しているのですが、このロドプシンの合成が遅れると目の疲れを感じるようになります。
ロドプシンの合成を手助けするのが「アントシアニン」です。アントシアニンは抗酸化作用をもつポリフェノールの一種で、ブルーベリーやカシス、紫いもといった青紫色の植物に多く含まれているため、食事での摂取が可能です。しかし、長い時間の過熱や長期間の保存に弱いという特徴があり、食事で摂取しにくいことがあります。「毎回食事に取り入れるのが大変…」といった際にはぜひサプリメントを活用してみてくださいね。
次に「ルテイン」についてです。
ルテインは、目の奥の神経(黄斑部)に多く存在しています。黄斑は視力をつかさどる非常に重要な場所で、ここが障害されると物が歪んで見えたりぼやけて見えたりすることがあります。
ルテインはブルーライトや紫外線などの光を吸収し、黄斑部がダメージを受けるのを防ぐ働きをしますが、加齢とともに減少し、また体内で生成することができない成分ですので外から補う必要があります。
ルテインの一日の摂取量は最低でも6~10㎎が目安とされており、ケールやブロッコリー、レタス、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれます。一日の目安量を満たすには、ルテインが多いほうれん草でも約4株分の摂取が必要だと言われています。
サプリメントであれば効率よくルテインの摂取が可能です。特にゆがみやぼやけが気になる方や、年齢による悩みが気になる方、日差しの影響が気になる方は、食事にプラスしてサプリメントを取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
尚、サプリメントは健康食品の一つであり健康維持に効果が期待できますが、治療薬ではなく、薬に比べて即効性も低い傾向にあります。目の不調が続く場合は、なにか病気が隠れていたり治療が必要になる場合もありますので、そういった際は早めに受診してくださいね。
話は変わりますが、先日伊豆の桂川で人生初の人力車に乗りました。8月の暑い日でしたが一生懸命に運んでくださり、おかげで快適に街並みを観光することができました!緑がきれいな場所がありすてきな景色がみれました。