こんにちは。検査の田口です。
暑い日が続いていましたが、段々と過ごしやすくなってきましたね。
さて、話は変わりますが、最近『 流行性角結膜炎 』という病気が流行っていて、
世間では、“ はやり目 ” と言われています。
ウイルス、細菌、カビなどの微生物や、アレルギー反応などによって炎症が起こります。
このうち、短期間に集団的に発生する急性結膜炎がいわゆる “ はやり目” です。
感染者の目からの分泌物がもとで伝染します。
アデノウイルスによるものが最も多く、伝染性もとても強いので感染予防が大切になります。
症状としては……
・結膜が赤くなり、充血する
・痛みがある
・目やにや、涙が増える
・まぶたがはれる
・熱が出る
などが症状として出てきます。
当院では、このような症状が出ている患者様に、ウイルスに感染しているか簡単な検査をします。
どのような検査をするのかと言いますと、
下まぶたの裏の結膜を麺棒で少しこすり検査液に浸し、専用の検査プレートに垂らします。
15分ほどで結果が出ます。
アデノウイルスに感染していると、下の写真のように2本赤い線がでます。
感染しているのが分かった場合は、抵抗力をつけるためにも十分な休養をとりましょう。
家族にうつってしまう事が多いので、タオルなどは家族と別のものを使用しましょう。
とてもうつりやすいので、学校、幼稚園、保育園は先生の許可が出るまでお休みしてください。
発症して治るのに10日ほどかかります。
もし上記の症状がありましたら、早めに受診をおすすめします。
これから寒くなり体調を崩しやすい時期になります、
皆様お体に気をつけてお過ごし下さいね。