こんにちは。看護師の岩本です。
毎日の暑さが和らぎ、朝夕は少し肌寒い風を感じる季節になりましたね。日中の寒暖差により体調を崩しやすいため、皆様お気を付けてお過ごしください。
さて今回は、老眼についてお話しします。
最近、「目がかすむ」「遠くは見えるのに、近くが見づらくなった」などの違和感を感じることはありませんか?
その症状、「老眼」かもしれません。
老眼とは、目の中の水晶体が加齢に伴い弾力を失うことでピントを自由に変えることが出来ず、見づらさや目の疲れなどの不快感をきたす症状のことを指します。
年齢を重ねるごとに誰にでも起こる症状で、40代前半頃から自覚症状があるとも言われています。
当院では今お悩みの症状や現状を問診し、遠くを見る視力検査と近くを見る視力検査を行います。
また、必要に応じて遠近両用メガネ・老眼鏡の処方やコンタクトレンズの使用をお勧めしています。
院内にはメガネコーナーもありますので、ご不明点などあればお気軽にスタッフへお声がけください。
また、最近では「スマホ老眼」という言葉を耳にすることがあるかと思います。
こちらは10〜20代の方にも見受けられ、スマートフォンなどの画面を長時間見続けることによって目の中の筋肉が緊張状態になり、ピント調節がうまくできなくなり見づらさや眼精疲労などを感じることです。
老眼と違って一時的なものが多いですが、そのまま使い続けて行くと目の疲れや頭痛などの日常生活に支障をきたすことにもなりかねないため、定期的に眼を休ませることが重要になります。
そして、この共通する「目のかすみ」や「見づらさ」などの不快感には、自身では気づかない目の病気や状態になっていることもあります。
●白内障
●緑内障
●糖尿病性網膜症
●黄斑変性 など
気になる症状があるまま放置してしまうと、進行していたり身体の不調も出てしまいますので定期的な検診をお勧めします。その他気になることやご心配なことがありましたら、当院へご相談ください。
話は変わり私事ですが、先日滋賀にある多賀大社へ行ってまいりました。
秋も深まり楽しみにしていた紅葉はまだ見られませんでしたが、天気も良く美味しいものも食べられ、食欲の秋を満喫することができました。今年も残すところあと2か月となりましたが、よく食べよく働き、健康で過ごしたいと思います。