こんにちは。受付・検査の岩田です。
今年も梅雨入りの季節を迎えましたね。
蒸し暑い日が続きますが身体には気をつけてお過ごしください。
さて今回は色覚についてお話します。
色は網膜に存在する錐体という細胞によって見分けています。
先天的、後天的な要因によって錐体に異常をきたすことで色覚異常を発症します。
色を感じる錐体には3つの種類があり、それぞれ見分けられる色が異なります。
色覚異常はどの錐体に異常が生じるかにより1型色覚、2型色覚、3型色覚という
3つの種類に分けられます。
1型色覚・・・赤を感じる錐体に異常
2型色覚・・・緑を感じる錐体に異常
3型色覚・・・青を感じる錐体に異常
“異常”とはいいますが、病気ではなく、色の感じ方が人と違う個性のようなものと
いわれています。
大きく分けて色覚には先天性色覚異常と後天性色覚異常があります。
【先天性色覚異常】
生まれつき色覚異常がある遺伝的なことが原因です。
日本人の場合、男性の5%、女性の0、2%にみられると言われています。
赤と緑や黄緑色と橙などさまざまな色の見分けがつきにくく、
そのため肉の焼き具合が判断しにくいことや
夕暮れ時の運転で前方車のテールランプが判りにくいということもあります。
※実際の程度はその方によって異なります。
【後天性色覚異常】
主に白内障や網膜病変、緑内障を原因としています。
原因によってどのように色の見え方が変わるかは違い、症状は様々です。
色覚異常の方でも、運転免許証(普通自動車1種免許のみ)の取得、進学、就職することはできます。
しかし、一部職業では制限が加わることがあります。そのため早期発見が大切になるので
疑われる場合はまず早めに受診をおすすめします。
当院でも色覚検査もできますのでご希望の方はお気軽にお声かけください!
話が変わりますが最近の私の趣味です!
↑
ミニ巾着です。
かぎ針編みというもので1本のかぎ針を使い編んでいく編み物です。
最初は中々難しくて少し編むのにもすごく時間がかかりましたが
だいぶ慣れてきてここまで編めるようになりました。
もっと編み方が上手になるようにたくさん勉強して色んな物が作れるようにしたいです!