こんにちは、視能訓練士の市原です。
雨の被害は大丈夫でしたか?
今後も不安定な天気が続きそうですが体調管理にはお気をつけてお過ごしくださいね☺
今回は視力検査についてお話ししたいと思います。
視力検査といえば、まず思いつくのはモニターによる視力台やランドルト環(アルファベットの「Ⅽ」のようなマーク)がたくさん並んでいる視力表だと思います。
5mの距離でランドルト環の切れ目が上下左右どこにあるのか判断し、視力を測定します。
他には、ランドルト環がひとつの視力表や絵視標などがあります。
◆ランドルト環がひとつの視力表(写真左)は3歳前後のお子さんに検査するときに使用することが多いです。
これは視標を出しながら声をかけることができるので、興味を引くことができます。
ハンドルは「同じ向きに合わせれるかな?」と動かしてもらい検査を行うことができ、この視力表以外でも使うことができます。
また視野が欠損されている方にも、残っている視野の位置に視標を出すことができるので使用することがあります。
◆絵視標(写真右)は4種類の図からなっており、蝶々や魚などお子さんに分かりやすい図です。
主に、ランドルト環での検査が難しいお子さんの検査に使用されます。
「これは何かな~?」と声をかけ同じ図を挙げてもらったり、答えてもらい視力を測定します。
さらに近距離(30㎝)でのランドルト環や、森実式ドットカード(ウサギの目の位置を指差ししてもらう検査)などがあります。
上記以外にも視力検査の種類は幾つかあります。年齢や症状、疾患の状態により使い分けます。
初めての検査は不安もあるかと思いますが、お子さんに寄り添って検査をしているので、安心してお越しくださいね。
さて、私事ですが最近育てていた向日葵が咲きました☆
向日葵は見ていると元気がもらえますね☺
また来年も植えようと思います!